『ジャズマスターの弦アース』 もっと自由に大きな音で!OZIMAS Guitar Atelierのブログ    

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ジャズマスターの弦アース

ジャズマスターの弦アースはデビュー当時、現在とは異なる方法でとられていました。
初期のジャズマスター
ブリッジを支えるためのブッシュとともに埋め込まれたアース線を通じてピックガード裏のアルミ部分に接する形でアースを取る仕組みです。
弦⇒ブリッジ⇒ブリッジブッシュ⇒ピックガード⇒アース
という状態です。
しかしこの仕様は60年代前半までの短い間だけでした。

この年代のこの仕様にはある持病があります。
次第に弦アースが取れ無くなってしまう、あるいはアーム操作時にガサガサとノイズを生じる可能性が出るのです。

古いジャズマスターをお持ちの方で上記の症状についてお悩みの方は要チェックです。

旧弦アース
ブリッジ部分のアップです。(青い線をノイズの流れと思ってください。)
このスタイルだと、ブリッジとブリッジブッシュのわずかな接点(画像赤丸の部分)を通じてアースをとっている事になります。
ジャズマスターのブリッジは通常ブリッジ底部のイモネジ以外はブッシュに接していないために接点が非常に不安定なのです。
しかも、アーム操作時にはここを支点に動作するためさらに不安定な要素が増えます。
新品の時はほぼ問題ないかもしれませんがこのブッシュの底部にほこりやサビがたまる、あるいは長年の摩耗により接点が正常に導通してくれなくなり、持病が発症する可能性があります。
予防・解決策として、『ブッシュの中をきれいに保つ』またはモーターのブラシに使われるような『導電性グリースをブッシュの中に入れておく』などがあります。
仕組みとしては単純な事なのですが、出るとなかなか鬱陶しい症状ですので気になる方は要チェックポイントです。

60年代初期以降は弦アースをテイルピースから直接とっていますのでこの問題は起こりません。
この場合は
弦⇒テイルピース⇒配線材⇒アースとなっています。

実は同様のブリッジ構造を持ったムスタングもブリッジブッシュに線材を挟んでアースをとっているのですが…
ムスタングの弦アース
ムスタングは同時にトレモロユニットのプレート自体も線材を挟んでいるため、仮にブリッジ底部で導通が得られなくても弦アースを失う事はありません。
ちなみにアース線の反対側は金属製のコントロールパネルとボディ表面に挟まれています。
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