『夏休み『自由研究』』 もっと自由に大きな音で!OZIMAS Guitar Atelierのブログ    

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夏休み『自由研究』

このブログを見ている人のほとんどは中学生以上の大人だと思います。
ほとんどに人はもう立派な大人じゃないかと思います
なので多くの方にとっては夏休みの自由研究なんてもはや縁の無い物かもしれません。
そもそもはたして現代の小学生にまだ自由研究という宿題があるのか…
『総合的な学習』とかいう私にとって謎の科目もあるらしいですしね。

しかし、今日は敢えて自由研究のネタを提案してみたいと思います。

話は遡る事昨年(2011)のフジロックフェスティバル。
ステージ転換の合間に流れていた映画のCMでジャックホワイトがトンカチ片手に作っていた『ジャックホワイトギター』
板き切れに1本の弦を張り、空き瓶を挟み込んで弦のテンションを確保。
ピックアップを釘で止め、ディストーションサウンドでクールにスライドプレイをし、
「ギターを買う必要は無い」
などとのたまったあの映像です。

以前ブログでも紹介しましたね。
(過去記事こっちも参照 2011/9/30『ギターを買う必要はない』
2011/10/1『ギターを作る人々、弾く人々』

あれに触発されて世界にはジャックホワイトギターを作った人がたくさんいたんじゃないかと思います。
ピックアップの位置や取り付け方によってどのように音が変わるのかいろいろ試すだけでも楽しい物です。

ヴィンテージギターや歴史的名器の研究も良いですが、こういった素朴な実験もギターという物を本質的に理解するにあたって大変有意義な勉強になると思います。


し か し。


いざ自分で作ってみようとすると、板切れや瓶等はどうにでもなるとして
『肝心のピックアップがない』
という人は多いのではないでしょうか。
実際余ったピックアップが家の中に転がっている人というのは少数派なんじゃないかと思います。

というわけで、今度はそのピックアップも作ろうという話です。

このブログでも度々ピックアップの構造や原理について話題にしましたが、じつはピックアップというのは非常にシンプルなデザインの物です。
電磁誘導作用を使って弦振動を交流電流と言う形の信号として出力し、その信号をアンプで増幅しスピーカーを鳴らすという仕組みです。
そのピックアップ本体は、磁石とコイルと芯になる柱があれば作る事が出来ます。
「芯になる柱」がそれ自体磁石である場合にはそこに直接コイルを巻けばOKということになります。

今回は、「小学校3~4年生でも出来る」という事を念頭に『簡潔』『安価』という条件で作ってみます。
(電磁誘導を何年生で習うのか判らんのですけど…まあ技術的な面でのレベルとして)

また、もちろん大人がやる事も推奨します


さて、実際に用意してみましょう。

必要な物

1 アンプ
2 シールドケーブル
3 エナメル線
4 ボルト等(磁石にくっつく素材の棒状の物)
5 磁石
6 クリップ付きリード線
7 ジャック(モノラル)

これだけですね、後は演奏用に自作のジャックホワイトギターを用意。

ではそれぞれのアイテムについていくらか説明を…

1 アンプ 
安価なアンプでOK。むしろ高価なチューブアンプは避けてください。
子供がいじっても大丈夫な感じのアンプがいいと思います。
別に改造する訳ではないので心配無用。
手頃な物が無ければ…ハードオフとかに行ってみれば適当な物がありそうですね。(いきなりいい加減な事ですみません)
ドライブチャンネルやリバーブチャンネルがあるとなお楽しめますが、無ければエフェクター等を使う事も有効でしょう。

2 シールドケーブル
普通のギターと同じようにケーブルで接続しますので、普通のケーブルを用意。
こちらも特に改造する訳ではないので心配無用です。

エナメル線とボルト3 エナメル線 と 4 ボルト

ピックアップの構成素材のミソ。
ホームセンターで買える物は限られますが、誰でも手に入る素材としてひとまず直径0,4mmのエナメル線を買ってみました。
私が買ったのは近所のホームセンターで10m一巻きで120円程度でした。

これは実際にはエナメル線でなくても電流を通す素材で表面に絶縁皮膜がある物であれば何でも良いです
表面に絶縁皮膜が無いとコイルを巻いても短絡(ショート)状態となってしまうため正常なコイルを形成できません。
つまり似たような細い線でも『スズメッキ線』ではNGと言う事です。
逆に皮膜があるならビニールコーティングされた針金のような物でもOKとなります。
ただし、実際にコイルを巻こうとした時に非常に巻きにくく、コイルも無駄に巨大になってしまうため、あまりお勧めできません。エナメル線が最も簡潔だと思います。

4のボルトですが、これは磁石にくっつく素材でしたら別にボルトである必要は無いです。何でも良いです。
これにワイアーを巻き付けてコイルを作るのであまり長過ぎず短すぎずのものが良いと思います。
安価に手に入りやすく、サイズも選びやすいので今回はユニクロメッキのボルトを用意しました。
磁石につかないステンレスボルトは駄目です。

磁石
5 磁石
何でも良いですが比較のために色んな種類があるとなお良いと思います。
冷蔵庫に張り付いているような丸い奴から100円均一にあるような物、ネオジウム磁石等の強力な物も良いです。
小さなネオジウム磁石はハードディスクとかにも使われていますので不要になったものから取り出すのも良いですね。
大きさはせいぜいコインサイズ程度の物が使いやすと思います。
しかし、あえて大きな磁石を用いるのも面白いかもしれません。

ミノムシクリップ



6 クリップ付きリード線

コイルの両端のワイアーとジャックを結ぶための連絡係です。
これがあるとハンダ付けしなくても簡単に結線できるので便利ですが、ハンダ付けする余裕があればコイルからの線とジャックとを直接繋いでしまうのも有効です。

余談ですが、私も普段ギターの配線をいじっている時に仮接続したりする時に使っています。
1組くらいあると便利。



モノラルジャック
7 ジャック
普通のモノラルの物。
BoX型でも何でも良いですがちゃんと使えるもの。
単純にシールドケーブルとコイルを繋ぐ役目です。
クリップの部分でも書きましたが、手間さえあればコイルから直接半田等で繋いでしまっても良いでしょう。

画像の物はかなり汚いですが今回は使い古しの物を磨いて再利用しているためです…
導通がちゃんとあれば良いのであまり気にしないでください。

3~7の各品は1000円持ってホームセンターに行けば買える程度だと思います。
わざわざ買わなくても、家にある物を使うのも一興だと思います。



明日に続く
明日は早速ピックアップを作っていきます(…といってもすぐ出来るんだけど…)




 
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